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デイトレード中心FX

少し前まで、デイトレード中心にFXをやっていました。資金はとってもコンパクトで、ランチ代を稼いだりする程度で喜んでいました。

FXを通して世の中の動きが分かるのは楽しく、もともと経済にも興味があったのでいい勉強の機会になり良かったです。

そこそこ順調に稼いでいましたが、仕事をしているときにも相場が気になってしまい、精神的につらくなったのを機にやめました。

私が臆病すぎて、多少の減額にもビクビクしていたからです。こうしたリスクとうまく付き合っていける方がFXを制する人なのだと思います。

「基軸通貨」とFX

FXでは通貨を銘柄にして投資を行っています。その主役たる通貨の事について知っておくことは取引きをする上で有効的な知識となりえます。

様々な国や地域が発行している通貨にはそれぞれに特徴や価値の違いがあり、その価値の違いを調整するために外国為替市場が存在し、そこに為替レートが発生していきます。
このそれぞれに価値の違う世界の通貨を取り引きするうえで、基準となる通貨があり、それを「基軸通貨」と呼んでいます。
基軸通貨は全ての通貨の基準になりますので、信頼性と安定性が一番に高いものではなくてならず、現在の基軸通貨は流通量も取引量も世界で一番であるアメリカ合衆国の米ドルになっています。

もちろん、先の条件を満たすことが出来るものであれば、基軸通貨は米ドルである必要はなく、初めての基軸通貨はイギリスのポンドで、米ドルに変わられるまではポンドが基軸通貨でした。

基軸通貨が生まれたのは19世紀の初頭、当時圧倒的な工業力と生産力をもって世界中を席巻していたイギリスが、金とポンドの価値を固定してポンドの信頼性を確固たるものにし、ポンド紙幣を発行してそれを金と交換することを保証した事が始まりでした。
これにより、ポンドの信頼が世界中で高まり、どこの国でもポンドを使用すれば安心した取引きが出来ることとなったのです。

その後20世紀に入り、経済状況の陰りと第一次大戦での疲弊により陰りが見え始めたイギリスに変わって、世界の経済界に台頭し始めたのがアメリカでした。
広大な土地とそこに眠る膨大な量の資源、それらを元に一大工業を成したアメリカの力は世界に広がっていき、第二次世界大戦の終わりにはイギリスを抜いて決定的なものになりました。

第二次世界大戦終了後には、不安定になった世界経済を安定させるべく各国協力と話し合いの元で、それらを管轄する「IMF(国際通貨基金)」が設立され、その時に世界で最大の流通量を誇る米ドルが、名実ともに基軸通貨とされたのです。

このような経緯をもって、現在の基軸通貨は米ドルとなっているのですが、もちろんこれが変わる可能性もあります。

日本がバブル経済に湧いていた1980年代は、アメリカの貿易赤字に苦しむ米ドルに代わり、日本の円の高い信頼性と強い安定性が評されて世界経済に流通し、バブルがはじけて景気が衰退するまでは、次の基軸通貨は円になるだろうと言われたこともありました。
2000年代には、ヨーロッパでEU加盟国とその近隣国家で使用されているユーロが大きな力を持って米ドルを追いかけていましたが、度重なる債務危機などのより大きく減退をしています。

また、現在では中国の人民元が大きく力をつけてきていて、ブラジルなどとの連携を強め基軸通貨の座を狙うべく国を挙げて調整をしている状況になってきており、アメリカがその戦略をもってして、この猛追をどう退け、どう逃げ切るのかが注目の的になっています。

このように、基軸通貨を巡ってはいろいろな状況が現在も展開しています。こうした事情を知るだけでも、FXでよく取り引きされる通貨の関係性が分かってくると思いますし、そうした事を踏まえて外国為替市場を見ていけば、為替相場の動向も分かってくるのです。